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画像処理プログラミングにおすすめ言語は?C# or Python

画像処理におススメの言語は?

画像処理のプログラミングを行う際に使われている言語でメジャーなものとして挙げられるのが、

Python」と「C#」などです。

今回はこれから画像処理のプログラミングをやろうと考えている方に向けて、どちらの言語でやるのがおススメか、私の考えをご紹介したいと思います。

私は「C#」をメインで画像処理を書いており、「Python」の経験は、UdemyでPython基礎と画像分類(DeepLearning)を受講し、画像分類のテストをする際に軽く使ったこと、Webカメラを接続してキャプチャする程度の処理を書いたぐらいのレベルです。

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結論としては、制約などがなければ「Python」を使用する方がおススメです!

画像処理プログラミングをする上での

  • それぞれの言語の特徴
  • 「Python」のメリット・デメリット
  • 「C#」のメリット・デメリット
  • 「Python」をおススメする理由

を解説していきます。

こんな人におススメ!
  • これから画像処理のプログラミングをやろうとしている方
  • C#で画像処理をやっているが、Pythonにした方が良いのか迷っている方
  • PythonとC#の特徴、メリット・デメリットが知りたい方

Pythonの学習方法についてはこちらの記事もご覧ください

目次

それぞれの言語の特徴

Pythonの特徴

AIや機械学習など様々な分野に使用されている言語です。
今大きく注目を集めている分野ではPythonが使用されていることが多く、数多くのライブラリーが容易されているのが魅力です。

開発環境は「Visual Studio Code」、「Anaconda」、「PyCharm」、「Google Colaboratory」など様々なものがあり、中でも 「Google Colaboratory」 はブラウザ上で開発・実行が行えます。

Pythonの大きな特徴として挙げられるのが、文法がシンプルでコードが短く書けるのがとても魅力的な言語です。

C#の特徴

Microsoftが開発している言語で、業務用システムのデスクトップアプリやUnityでゲーム開発などに使用されている言語です。Microsoftが開発しているため、Windowsのシステムとの相性が抜群。

Microsoftが提供している「Visual Studio」という開発環境が非常に使いやすく、無料でも使用することができます。
「 Visual Studio 」を使用することによりボタンやウィンドウなどを簡単に設置することができ、綺麗なGUIアプリを作成することができます。

C#はオブジェクト指向のプログラミング言語で、部品を組み立てるようなイメージでシステムを作り上げることができる言語です。

画像処理におけるPythonのメリット・デメリット

Pythonメリット

  • 記事数が非常に多い
  • ライブラリーが非常に豊富
  • 機械学習、DeepLearningのライブラリも多い

現在、画像処理はPythonで行われている場合が多いです。ブログで検索しても出てくるのはPythonが多く、私の会社でも画像処理の報告を聞くと使用言語はPythonばかりです。記事が多いため参考にできる文献が多く、エラー処理なども検索すれば多数出てくるため、開発もしやすいです。

また、Pythonには非常に多くのライブラリが用意されています。ライブラリがあれば1からコードを構築する必要がなく、開発が非常に簡単になります。画像処理のライブラリだけでなく、機械学習・DeepLearning等のライブラリも多いため、Python画像処理で前処理を行い、Pythonにて機械学習・DeepLearningと同じ言語で繋げて開発ができます。

Pythonデメリット

  • 実行速度が遅い

Pythonは動的型付け言語のため、型の宣言の必要はなくなりますが、その分実行速度が遅くなるため、実行速度が求められるような場合には向いていません。
※ライブラリなどはC言語で実装されている場合が多いため、ライブラリの処理速度は速いです。

画像処理におけるC#のメリット・デメリット

C#のメリット

  • GUIの構築が簡単
  • 処理速度が速い

WindowsFormを使用することでGUIが簡単に構築することができます。配置変更なども非常に簡単です。
凝った画面を作る場合等には非常に助かります。

C#はコンパイラ言語であるため、プログラムの実行速度は高速です。処理速度の必要な場合にも対応することが可能です。

C#のデメリット

  • 記事数が少ない
  • 機械学習・DeepLearning用のライブラリが少ない

C#での画像処理はメジャーではないためか、ブログ等の解説が少なく、コーディングをする際に非常に苦労しました。私の場合は、書籍とPythonで書かれているブログを参考にしながらC#で画像処理を書いていました。
プログラミングを始めたばかりでC#もそんなに分からない状態かつ、Pythonも全く分からない状態だったため、非常に苦労しました。Pythonの経験がない方の場合は非常に大きなデメリットとなります。

また、C#用の機械学習・DeepLearning用のライブラリがPythonに比べて少ないです。
DeepLeaning用として「ML.Net」と呼ばれるライブラリがありますが、ユーザーはまだまだ少なく、日本語の記事はほとんどありません。
私も画像分類で「 ML.Net 」を使用したことがありますが、GUIで簡単にモデル作成ができる反面、カスタマイズがしづらい(難しい)面があります。

画像処理にPythonをおススメする理由

  • 多くの人がPythonにて画像処理を行っているため記事が多く、コードも少なくて済むため初心者でも始めやすい
  • 機械学習・DeepLearningのライブラリも豊富で、画像処理(前処理)⇒DeepLearningなどに繋げやすい
  • GUIもライブラリ(tkinterなど)を使えば行える

上記の理由から画像処理を行う言語として「Python」がおススメです!

システム会社の方とお話しする機会があったので、画像処理のプログラミングについての質問をしたところ

・テスト的にサクッと作る場合はPythonが多いです。
・GUIをがっつり使う場合はC#でやったりします。
・大企業ではWindowsデスクトップアプリで、DBシステムなどがC#で
 開発されてきた実績などが多く、C#で構築を依頼されることもある。
・最近は機械学習などの依頼も多く、Pythonが多いですね。

とのことでした。その企業でPythonの実績がない場合、C#で依頼されることもあるようです。

上記のような制約がある場合もありますが、基本的にはPythonで画像処理を行うことが多いようです。

まとめ

以上のことから、これから画像処理を行う方で言語の指定がない場合は、Pythonを使って開発を行う方が良いのではないかと思います。

画像処理で検索すると、機械学習やDeepLearningが多く上がってきており、トレンドとしてはPythonで前処理を行い、DeepLearningで判定を行うというった流れではないかと思います。

簡易的な判定はルールベースでOpenCvで判定をし、複雑な判定(特徴量が不明確なもの)などはDeepLearningで判定させるといった流れを考えると、これから画像処理をやるならPythonを選択した方が良いというのが私の考えです。

私も今後はPythonの勉強を進めて行こうと思います!

私がPython画像処理のために受講した講座(Udemy)
Python3の基礎 – 超入門・再入門 –
【画像判定AIアプリ開発・パート1】TensorFlow・Python・Flaskで作る画像判定AIアプリ開発入

Pythonの学習方法についてはこちらの記事もご覧ください!

以上、最後までご覧頂き、ありがとうございました!

画像処理におススメの言語は?

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