工場勤務は肉体労働で身体がきつくて辛いう人も多いと思います。
反対に、単純作業の繰り返しで何も考えずに作業できるから楽という人もいます。
現在、工場勤務をしていて悩んでいる。今後、工場勤務を検討しているという人に、
工場作業を10年経験し、その後、プログラマーをしている私の意見をお伝えしたいと思います!
- 工場勤務をしているけどつらい、きついという人
- 工場で働くことを検討している人
- 工場勤務でどういう作業をしているか気になる人
工場勤務に向いている人・向いていない人

工場勤務に向いている人の特徴
- 体力に自信がある人
- 単純作業が苦にならない人
- 体育会系の人
- 人間関係が苦にならない人
上記のような人は工場勤務に向いていると言えます。
工場勤務は決められた数を時間内に出さなければなりません。そのため、作業スピードが決まっており、そのスピードを1日中維持しなければならないので、体力に自信がある人が向いています。
また、同じ作業を繰り返すので、単純作業が苦にならずにやれる人の方が向いています。
工場勤務では作業スピードが速く、体力がある人が上に上がっていることが多々あります。
そういう人が上司だと体育会系のノリの場合が非常に多いです。そのため、体育会系経験者の方の方が理不尽さにも対応がしやすい部分があります。
工場勤務では作業中に会話をすることは少ないですが、人付き合いが非常に重要になってきます。
上司や同僚などとの関係を良好にするために最低限のコミュニケーション能力は必要となります。
工場勤務に向いていない人
- 体力に自信がない人
- 常に新しいことチャレンジしたい人
- 周りと同じことをしたくない人
- 人付き合いが苦手な人
工場勤務は体力がものを言う職場が多いため、体力に自信がない人は向いていません。
辞める人の多くは体力面がきつく、ついていけないと言うひとが多いです。
他にも、周りの人になじめずやめるという人も結構いるので、人付き合いが苦手なひとは向いていません。
工場作業は同じことの繰り返し作業のため、常に新しいことにチャレンジしたいという人はやめておいた方が良いでしょう。
また、周りと同じレベルのことじゃなく、もっとレベルの高いことをしてしっかり評価されたいなど「目立ちたい」人もおススメはしません。そういうタイプの人はつまらないと感じてしまうため、工場勤務以外を検討しましょう。
工場勤務のきついところ
私が実際に工場勤務をしていた際にきつかった部分を5つ紹介します。
体力面できつい
工場勤務は1日中立ち作業がほとんどです。そのため、足や腰が痛くなったりします。
私が経験した中できつかった作業は4~10Kgの製品を、1日中段ボールに梱包をするという作業でした。
作業時間は朝の9時から19時までで身体がきつ過ぎて、何度も辞めたいと思いました。
最初の1ヵ月は筋力もなく、腕全体が筋肉痛でした。
また、筋肉だけでなく、指の関節、手首、肘を痛め、朝起きると激痛でした。
また作業スピードも早く息切れするなど体力的にも非常にきつかったです。
半年間で期間従業員の方や派遣社員の方が20人辞めるなど、きついことで有名な職場でした(笑)
同じことの繰り返しできつい
1日中、1ヵ月、1年とずっと同じ作業をひたすら繰り返し行います。
作業自体も非常に単純なため、直ぐに飽きてしまいます。
単純作業の繰り返しでは時間が経つのが非常に遅く感じられます。
1時間経ったかなと思って時計を見ても、15分しか経っていないことがざらにあります。
地味につらい部分です。
夜勤がきつい(交代勤務で寝れない)
工場勤務では夜勤がある職場が多いいです。
1週間毎に昼勤と夜勤を繰り返すため、寝れないという人が周りにもたくさんいました。
私も20代前半の頃は、1日2時間しか寝れないということが2年近く続きました。
寝れない状態が続き、体調を崩すことが多々ありました。
スキルが身に付きにくい
工場作業は誰でも出来るように作業が単純化されています。
そのため、専門スキルが身に付きません。
年齢が上がって工場作業がきつくなった際に、転職をしたくてもスキルがないと難しいです。
休みが取りにくい
工場では余剰人員が確保されていない場合が多く、ぎりぎりの人数で作業を行っています。
そのため、他の人が有休を入れていると休めません。
工場勤務がきついと感じる時の対処方法
工場勤務がきついと感じる時の対処法を紹介します。
体力面
体力面では3ケ月すると作業に適した筋力が付いてくるため、ある程度楽になってきます。
また、作業のコツもつかめてくるため、最初の頃のように全力でやらなくても周りのスピードについていけるようになります。
手の抜き方なども分かるようになるので、余裕をもって作業ができるようになります。

3ヵ月経つまでは、整形外科などに行ってマッサージをしてもらったり、やり方を教えてもらい自分でマッサージをし、少しでも疲労回復できるようにしましょう!
同じ作業の繰り返し
作業に慣れてしまえば他のことを考えながらでも作業ができるようになります。
趣味や好きなことを考えたりしながら作業をすれば少しは楽になります。
私もブログのネタを考えながら作業していました(笑)
考えなくて良い作業なので、他の事を考えることができるのはメリットです。
交代勤務で寝れない
私の場合は1人暮らしだったこともあり、寝る際にシャワーを浴びるだけで済ませていました。
病院で風呂に入った方がまだ眠れると言われ、風呂に入って寝るようにしてから少し改善されました。
しかし、それでも寝れない場合もあったため、寝れない日は病院で処方してもらった睡眠導入剤を使用していました。
スキルが身につかない
工場勤務の通常作業では専門スキルが身に付くことは少ないです。
そのため、設備のトラブル対応など他の作業者ができないような部分を積極的に身に着けると良いでしょう。
通常作業以外の知識を多く身に着けることで他人との差別化を図ることができます。
休みが取りにくい
職場に在籍期間が短い場合はなかなか取りずらい部分もありますが、期間が長くなれば遠慮せずに取れるようになります。
また、早い者勝ちのことが多いため、予定が決まったら速攻で有休を入れて確保しましょう!
対処法を実施してもつらい場合は転職を検討しましょう!
3ヵ月経っても体力的にきつく、作業に全然ついていけない場合は、合っていない可能性が高いので、まずは上司に相談してみましょう。
作業自体を改善してもらえる見込みがない場合は、職場を異動させてもらうか転職を考えましょう。
自分の体力面で合っていない作業を繰り返し行うことで、ケガなどをする恐れがあります。
私はきついながらも歯を食いしばって作業を続けた結果、疲労骨折をしました。
ケガをしたら元も子もないので、自分には無理だと思ったら転職も視野に入れましょう。
- プログラマー
- システムエンジニア
- 事務系
- 今の仕事よりきつくない工場作業を探し、転職

プログラマー
プログラマーの仕事内容は、システムエンジニアが設計したものをプログラミングにより実装する仕事です。
最近ではDX化や自動化などが言われており、プログラマーの需要は増える一方です。
工場勤務に比べて頭を使うことが多く、また最初はプログラミングの考え方を理解するのに苦労する部分はありますが、できるようになれば専門スキルも身に付き、自分の価値を高めることができます。
作業の効率化などにやりがいを感じる方に向いていと言えます。
システムエンジニア
システムエンジニアの仕事内容は、ソフト開発で開発プロジェクトの管理や、開発するソフトウェアの仕様設計などを作成する仕事です。
プログラマーがプログラミングをするために、構想や設計を行います。
また、依頼者からどういうソフトを作りたいかなどをヒアリングし、ソフトの仕様を検討を行います。
工場の自動化やDX化などが言われているため、工場からの依頼も多く、工場勤務の経験を活かすことができる会社も多くあります。

事務系

事務系の仕事は繰り返し作業が多いです。
しかし、工場勤務とは違い座り作業です。そのため、工場勤務が体力的にきついという方にはおススメです。
事務系の作業ではExcelやパワーポイントや経理系のソフトなどを使用することが多いので、最低限のPCスキルを身に着けることができます。
残業も少ないところが多いのでそこも魅力です。
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- リクルートエージェント
今の仕事よりきつくない工場を探し、転職する
工場の作業でも会社や職場により、きつさはかなり変わってきます。
例えば、大きい部品などを扱っている職場では力を使うので体力面ではきついですが、
電子部品などを扱う職場では製品が非常に軽いため、体力面ではかなり楽です。
工場の作業でも自分の体力や得意な作業など、自分に合った職場を探すことできつさがかなり軽減されます。
しっかりと下調べを行い、会社を選びましょう。
